税理士法人中央会計事務所 サイトマップお問い合せ
小樽:0134-23-3234
札幌:011-241-3466
室蘭:0143-44-2991
HOME 業務案内 事務所概要 アクセスマップ
事務所概要






中央会計WEB
建設経営WEB

HOME > 事務所概要 > 創業者 故武田威雄 一業専心 前ページへ次ページへ


『日計表』をツールとして関与先拡大

 私は海軍に入る前に籍を置いていた東京にあったいすず自動車工業株式会社に復帰したが、昭和二十一年八月同社を退社。その後、商業英語を生かして米軍通訳を務めた。しかし、はずかしい話だが、軍艦ミズーリが大きいか、戦艦大和が大きいかで米軍将校と喧嘩をするに及び、それを機に士別に帰省した。

 それから間もなくして、習得した簿記、会計の知識を生かすべく、二十二年四月、計理士を登録し、十二月、小樽の上野彦太郎(故人:のちに北海道税理士会初代会長)計理士税務代理士事務所に入所勤務した。北海道税理士会発足当初、全道の会員は七十人くらいで、なかでも小樽は人数が一番多かった。

 事務所勤務時代は、給料は見習のため低く生活は苦しく士別の家から米を送ってもらい細々と暮らした。そして二十四年九月、上野事務所を退所し、小樽市内に十万円で建物を購入し計理士登録、事務所を開業し、翌年十二月に税務代理士の許可を受けた。それ以降二十六年十二月、税理士制度法改正にともない税理士登録。二十七年七月、司法書士の許可を受けた。三十三年十月、中小企業診断士登録。四十年五月、特別試験に合格し公認会計士登録。四十四年六月、社会保険労務士を登録した。

 開業時は、関与先ゼロ、仕事は全くといっていいほどなかった。それから私は待ちの姿勢から一転、関与先になってくれるよう企業を一軒一軒歩いて回った。しかし全く成果なし。
 当時、小樽は繊維の卸売業やゴム製品の会社が景気がよく、各税理士事務所はそういったところにしか目を向けていなかった。そのために、寿司屋、雑貨屋などの小規模企業は見捨てられており、私はそこに着眼し関与先拡大をはかろうとしたのである。しかし、戦後の混乱のなかで納税意識は低く、自分の店のための記帳すらできていなかった。そこで、寿司屋と雑貨屋に対して、事務所独自に『日計表』という記入用紙を考案し、それを企業に勧めていった。「簡単ですよ。現金出納帳をきちっと付けたあと、合計金額を『日計表』に転記していただければ、全部決算してあげます。一日一枚『日計表』を書いていただければいいですよ」と。

 これが効を奏し関与先が拡大、その後、関与先は酒屋、米屋、薬屋などにも広がった。

 しかしそれらの関与先は小規模で細かい仕事が多く、ある税務署員からは「雑貨屋みたいなことをよくやるな」とまで言われたほどだ。そのために人手が足りなくなり従業員を採用。それに合わせてまた関与先を拡大。また人手が足りなくなり採用。これの繰り返し。

 関与先は神様である。関与先を徹底的に大切にし、真に喜ばれる仕事を誠実に、低い顧問料で関与してきた。さすれば関与先の信頼を得られ評価をいただけることにつながる。

関与先は、お客さんを紹介してくださる有力な集団であると信じ、起票・記帳指導を中心に税務業務万端に努力してきたのである。

 この間、三十六年十二月、税理士事務所増設の許可を受け、札幌に事務所を開設した。

その理由は、関与先が札幌に移転することが多くなったからだ。札幌事務所でも、小樽での事務所方針「関与先を大切にする」を心がけ、移転した関与先を中心に仕事をし、今日にいたっている。

前ページへ 次ページへ

ページトップ



Copyrightc 2007 税理士法人 中央会計事務所. All rights Reserved.